DIYでソーラーパネルを車載・固定した手順まとめ!車中泊の電源確保!【快適化】

ソーラーパネル 車中泊

皆さん、車で移動する際にスマホやタブレットの充電はしていますか?

車移動の場合シガーソケット対応の充電器を使えば移動中に充電できますが

車中泊ではあまり移動しない日に充電が難しい場合も。

今回は解決のためにDIYでソーラーパネルを車載・固定したので手順をまとめたいと思います!

ソーラーパネル
完成図

必要なもの

ソーラーパネル

RENOGY 100W 単結晶 ソーラーパネル100W 太陽光発電【日本倉庫出荷 ソーラーパネル5年品質保証 メーカー販売】

私はこの100Wのものを購入しました。

フレームがアルミなのでフレキシブルタイプよりも強度があり、また加工が容易です。

事前にサイズを確認して車載できるか確認しましょう。

ルーフキャリア

車の屋根の上に荷物を固定するためのベースになります。

カーメイト ルーフキャリア inno ベーシック取付フック スバル フォレスター(H.19-H.24,H24-)・レヴォーグ(H.26-)他 TR145

カーメイト ルーフキャリア inno ベーシックステー フィックスポイント用 INXP

カーメイト ルーフキャリア inno ベーシックバー 147cm ブラック INB147

私のBR系レガシィにはこれが適合しました。

レガシィにはキャリアレールが付いていないのでバーを設置できる場所が固定されてしまいます。

注意する事

キャリアのバーが車の幅よりはみ出てしまうと危険な上、道交法違反になってしまうので車幅以下の物を選択しましょう。

車幅は車検証で確認できます。

延長ケーブル

車内のサブバッテリーに接続するためソーラーパネルから出ているケーブルに繋ぎます。

ソーラーから出ているコネクタがMC4というタイプなのでMC4の物を。

ソーラーケーブル延長ケーブル5m(MC4型コネクター付 両端加工5m*2本/組) 3.5sq-H-CV600用(工場直売)

注意する事

ケーブルに設定されている許容電流が使用する電流よりも大きい物を選びましょう。

許容量を上回る電流を流すとケーブルが燃えて火災になる危険があります。

12V100Wなら8.4Aほど

固定用金具

ソーラーパネル固定用金具
キャリアに載せるための専用金具は販売していなかった

角バンド

ソーラーパネルを固定するための金具。

このパーツが一番重要というか、ネットを検索してもなかなか正解が出てきませんでした。

ルーフバー幅が32mmで、角バンドが30mmですが、ギチギチに入りました。

ホームセンターをめぐって金物コーナーで売っていたのを確保しました。

これを4個。雨や水をあびるのでステンレス一択です。

その他に

  • 角バンドに穴が合うプレート×4
  • M8の25mmボルト×8
  • M8ワッシャー×16
  • M8ばね座金×16
  • M8ナット×16

全てステンレスで揃えます。

スペーサー

上で用意した金具は幅がぴったりですが高さに7mm余裕があるので固定のためスキマを埋めます。

こちらのようなプラスチックの調整プレートだったりレベルプレート等と呼ばれる物をホームセンターで見つけて、3cm角に切った物を4つ用意します。

こちらのような3cm幅のテープを切って両面に張り付けて準備しておきます。

工具類

  • M8用スパナ13mmまたはモンキーレンチ×2(ボルトをとめるのに必要)
  • 穴あけ工具(私は鉄鋼用ドリルとリューターを使用)
  • ニッパー(スペーサーを切るのに使用)
  • ペン(穴あけ位置等の印をつける)

配線カバー

配線保護のためホームセンターで15φの配線カバーを購入しました。

配線をまとめるためホームセンターで結束バンド配線止め金具を購入しました。

取付場所の確保

まずはキャリアを説明書通りに組み立てて設置しましょう。

加工が必要

ぴったりになるように穴あけ
もともとの穴も利用する。

このソーラーパネルには元々固定用の穴が開いていますが

取り付けバーが動かせない車は穴あけが必要になります。

パネルを一度載せて印をつけて、ドリルでボルトを通す8mm程度の穴を空けます。

画像左側の穴と同じくらいがベスト。

穴を空けたときのギザギザしているバリはリューターやヤスリでとっておくと安全。

アルミなのでリューターにドリルつけるだけでも何とか穴あけはできるかも。

固定はしっかりと

ソーラーパネルのアルミは薄くて曲がりやすいので車載するには強度が心配。

固定用金具で準備したステンプレートを内側に入れます。

角バンドの下に用意していたスペーサーを入れ、キャリアに押し込みます。

上下にワッシャー、 ゆるみ防止にバネ座金を入れ、ダブルナットで締め付けて緩みを防止します。

ダブルナットについてはこちらを参考に。とりあえず今の所ガッチリ固定できています。

ねじのゆるみ止めのためのダブルナット法

不合理なダブルナット止めは危険がいっぱい(ねじ-2)
ソーラーパネルを金具で固定

注意する事

道路交通法には、「自動車の運転者は、 (中略) 積載している物を転落させ、若しくは飛散させることを防止するための措置を講じなければならない。」(道路交通法第75条の10より抜粋)とあります。

JAF 高速道路で落下物トラブル、どうすればいいのですか?

落とした物が他の車に当たったりすると当人の責任になりますので

くれぐれも固定はしっかりと!

定期的にゆるんでないかチェックしましょう。

配線の処理

配線の保護

ソーラーパネルに延長コードを繋げたら、配線していきます。

今回購入したソーラー用ケーブルには直射日光禁止と書いてあります。

なので配線カバーを装着して、両端をビニールテープでとめ、末端をビニールテープで巻いて処理します。

コネクター部分は防水のためそのままにしています。

線はばたつかないように結束バンドで止め金具やキャリーに固定します。

ソーラーパネルの配線
末端はビニールテープで処理

ちょっと失敗

ここで失敗したのは、止め金具をモールに張り付けていたのですが

使用しているうちにはがれてしまいました。モールに埋め込む等の改善が必要かも?

配線の引き込み

配線の保護が出来たら車内に引き込んでいきます。

穴開け等はちょっと怖いので引き込み方法は後方、リアゲートから行います。

ゴムパッキンの外周に配線をまわして止め金具でボディに張り付けて固定していきます。

リアゲートが閉まるように通す位置を決めていきましょう。

リアゲートの内側に配線し、下側から車内に引き込む。

ゲート下まで通したら何も加工せずにパッキンの上から車内にケーブルを引き込みます。

テールゲートがしっかり閉まり、鍵がかけられる事を確認しましょう。

まとめ

今回はDIYでソーラーパネルの車載・固定をした手順をまとめてみました。

ここまで来ればサブバッテリーを繋げば充電する事が出来ます!

実際に使用していますがスマホやタブレット等はソーラーだけで毎日充電できますのでチャレンジしてみては。

コメント

  1. […] ソーラーパネル充電とサブバッテリー(記事を書きました) […]

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