AMOK Draumr(アモック ドラムル)というハンモックを購入したので初使用して、1泊してみました!
キャンプでテントでは無くハンモックで寝てみたいけど、圧迫感が気になってしまうという方もいるのでは。
これはそんな心配を払拭できそうな商品だったので購入してみました。
日本に代理店があり販売されているものの、日本語のレビューが少なかったためレビューしてみます!
AMOK って?
ノルウェー発のアウトドアブランドです。
2013年にノルウェーで設立され、強い北欧のアウトドアの伝統を元に、ユニークなデザイン、最先端の機能性、高品質の製品を製造しています。
製品の保証期間は2年で、保証や修理等の詳細はメーカーへメールを送り手続きをする模様。
特徴と使用感
一般的なハンモックが木と木の間に平行に寝るのに対し
AMOK Draumrは直角に寝る形になります。
また、本体下部にマットを挿入する(必須)事により、フラットな就寝スペースになります。
スペック(公式サイトより)
生地:70D リップストップナイロン
重量:1,350g(バグネット・サスペンション含む)
対応荷重:最大180kg
身長サイズ:185cmを超える方はXLサイズをチェック
パッキングサイズ:24 cm x 16 cm
サスペンションストラップ長さ:1本250 cm
カラーバリエーション:レッド・グリーン・ブルー・カモの四種
使用するためにはマットが必要
簡単設営
今回は手持ちのハンモックスタンドに固定して使用しています。
本体に付属しているサスペンションストラップを2本の木に固定していきます。
ストラップ自体に固定方法の説明が書いてあって親切です
コードをまとめるバンドも縫い付けてあるので紛失防止になりますね。
両方のストラップを固定したら本体の金具をはめた後
片側を引っ張って張り具合を調節します。
本体の左右のバンドには赤と緑の目印がついていて、方向を間違えずに張る事が出来ます。
赤を右、緑を左にすれば入口が手前にきます。
また、収納袋は緑の金具の場所に縫い付けられています。
マットの挿入
本体の設営が完了したらマットを挿入していきます。
このハンモックはマットを挿入する事でフラットな寝床を作ることができます。
メーカー製のマットも販売されていますが、リミット温度が-4℃というのが気になりサイズの合う別メーカーのマットを選択しました。
純正マット Fjøl 3 season sleeping pad LW
サイズ198cm x 63cm x 9cm 本体重量910g リミット温度-4℃
今回のマット EXPED UL DOWNMAT WINTER LW
サイズ197cm x 65cm x 9cm 本体重量865 g リミット温度-33℃
なお、USのサイトではAMOKによる-18℃対応のFjøl LW Winterlight も発表されています。
マットを挿入して、ファスナーを閉めればOKです!
ちなみに薄いインフレータブルマットも入れてみましたが
形を保てずに
アルゼンチンバックブリーカーをくらった人みたいになりました(笑)
バグネット(蚊帳)の設置
設置が完了して、蚊帳はどこ?と思いますが、蚊帳はリッジラインが通っている角に収納されています。
蚊帳は完全分離が可能です。
ファスナーを若干接続したまま収納場所に入れられるため
紛失対策になって便利です。
蚊帳を支えるゴムコードが頭の部分に収納されていて
リッジラインの上を通して足元にとめる事で
蚊帳を設置しても狭い感じがせずに広々とした印象になります。
ファスナーを頭側から足側まで全周囲閉じる事で虫から守られた状態になります。
スペースを広げる仕組み
ハンモックの足側と頭側に枝を挿入するポケットがあり
これに枝を設置すると足や頭に生地や蚊帳が触れる事を防ぎ
快適な空間を確保する事ができます。
フラットな寝心地
リッジラインを持ちながらお尻がなるべく真ん中に来るように中に入ります。
腰を中心に沈む感覚ですが、厚いマットのおかげである程度弾力がある状態。
左右には余裕の空間が広がり、
体をねじっても左右に圧力を感じる事が無くかなり快適です。
また、横向きに動いても転がり落ちる心配が無く安心感があります。
下半身側と上半身側の左右に設置されたベルトを調節する事で
角度を調整する事ができます。
マットで底冷えとは無縁(マットの性能による)
入れるマットの種類によりますが、今回の最低気温7℃の環境では底からの冷えは全く感じませんでした。
マットに触れていない所は直接外気に触れる事になるので寒い時には寝袋等は必須です。
ダウン寝袋に入りインナーとシャツ、ダウンジャケットで快眠でした!
収納豊富
左側にドリンクホルダー1つ
左右にポケット2つ
靴入れ(大きめ収納)1
蚊帳入れ(大きめ収納)1
また左右の外側の生地と内側生地のスキマにも適当に物を置けるので自由度が高いです。
タープも準備しよう
AMOK Draumrには雨を防ぐ機能がついていないのでタープが必須となります。
AMOKから専用サイズのタープも発売されています。
私はUnigearの3m×4mのものを使用しています。
また、タープの跳ね上げや木の配置によってはポールもあると便利です。
イマイチポイント
重さ
マットを含めると約2.2Kgありハンモックとしては重めかと思います。
収納サイズ
圧縮できる袋がついていますが、マットもある分容量をとります。
マットが無いと形が成立しない
要求を満たすマットが無いと形が保てず、選択肢も多くはないのが現状です。
XLに関しては純正以外の選択肢は無いかもしれません。
蚊帳がダブルファスナーではない
蚊帳がダブルファスナーではないため、
頭の方から手を出したい場合
足側のファスナーを開けた後にしか開ける事ができません。
購入方法
日本代理店のファロスストアで購入可能です。
個人輸入したい場合
USの公式サイトでは送り先がUSとカナダしか選択できないため
問い合わせるか代理購入サービスが必要かもしれません。
まとめ
圧迫感が無く、フラットで広々快適な寝心地が提供されるため
ハンモックの包み込まれる感覚や圧迫感に抵抗がある方にもオススメできます!