キャンプで使える折りたたみ薪ストーブのメーカーって一体どれくらいあるんだろう?
と気になったので簡単にまとめてみました!
キャンプで薪ストーブ、憧れませんか?
薪で暖をとりながら天板で料理まで出来てしまう。
窓つきのモデルなら炎の揺らめきも楽しめます。
しかし使ってみたくても重かったり大きかったりだと大変…
ただでさえ薪が重いのに、と思った方もいるのでは。
そんな時代は終わりました!
#8月を写真4枚で振り返る
— Otosan (@otosancamp) August 31, 2020
振り返れば薪ストーブ稼働率100%🥵🥵🥵 pic.twitter.com/Wmjoegru2w
折りたたみストーブに変えたら持っていくのがお手軽なので
8月のキャンプでも薪ストーブは皆勤賞です。
アナタもこの軽さとコンパクトさで薪ストーブキャンプデビューしましょう!
そのためにはどんなものがあるのか。
早速見ていきましょ!
日本のメーカー
テンマクデザイン
アウトドアショップWILD-1が提供しているメーカー?(ブランドではないとの事ですが)
WINNERWELLコラボのウッドストーブを販売してます。
私もサイドヴューLを使っていました。
チタンストーブが折り畳みモデルになっています。
奥行き395mmなので長めの薪も入りますね。
空気調節窓:有り
ダンパー:有り(回すタイプ)
煙突:巻煙突(90φ313mm)
スパークアレスター:付属
重量:本体約2100g
笑’s(ショウズ)
B6君や焚火の箱シリーズ等様々な焚火商品を開発していますね。
本体とは別に煙突を購入する必要あり。
煙突はパタパタ折り畳み出来て面白いですね。
焚火の箱easyは奥行き310mmなので薪を短くするかフタを開けて使用ですね。
大薪も入る400mmタイプ等もあります。
空気調節窓:有り
ダンパー:無し
煙突:専用折り畳み煙突
スパークアレスター:煙突一体型
重量:本体約2400g(easy neo)
下記リンクは大型のG-neoのものになります。
TG-WORKS
ツーリングキャンプ用品を制作しているガレージメーカー
煙突関係は制作キットになっているので金属加工が必要です。
DIY好きなら挑戦するのも面白そうですね。
焚火台としても使えます。
奥行き260mmなのと入口の関係で小薪にして使用ですね。
空気調節窓:有り(薪投入口兼用)
ダンパー:有り(制作キット)
煙突:巻き煙突(制作キット)
スパークアレスター:無し
重量:本体約2300g
快速旅團
オートバイキャンプやパーソナルなキャンプへ的を絞って開発販売されているメーカー。
Jigger
奥行き容量275mmなので薪は短くする必要がありますね。
空気調節窓:無し
ダンパー:有り(別売り)
煙突:入れ子式煙突(別売り)
スパークアレスター:有り(ダンパーコアの板が相当)
重量:実用本体約1087g(本体780g+ダンパーコア152g+正面ガラス155g)
海外のメーカー
WINNERWELL
日本なのか海外なのかちょっと分からなかったですがこちらに。
テンマクデザインがコラボしているメーカーですね。
テンマクのと何が違うのか見てみるとスパークアレスターが網状になってますね。
奥行き408mmなので長めの薪も入りますね。
空気調節窓:有り
ダンパー:有り(回すタイプ)
煙突:巻き煙突
スパークアレスター:有り
重量:約1980g(おそらく本体のみ)
WILD WIDE WEST(Luxe)
3W Tent Wood Stove (Titanium) for Backpacking
中国のLuxeというメーカーのページで売ってますが別メーカーなんでしょうか?
本体かなり薄いですね。
ダンパーとスパークアレスターの仕様が独特です。
奥行き13.5インチ=343mmなので36cm薪が斜めにギリギリ入るかどうかですね。
空気調節窓:有り
ダンパー:有り(煙突差し込み式)
煙突:巻き煙突
スパークアレスター:有り(煙突差し込み式)
重量:約990g(本体)フルキット約1818g
POMOLY
中国のメーカーのようです。
歪み防止に天板と底板に3か所づつ補強が入っているタイプとそうでないタイプがあるようです。
私もT1を購入しましたが奥行き380mmで大体の薪は入りそうです。
空気調節窓:有り
ダンパー:有り(回すタイプ)
煙突:巻き煙突
スパークアレスター:有り(選択式)
重量:2300g(Timberの総重量)本体重量記載なし
↓以前は注文してからかなり待たないといけませんでしたが今はamazon在庫もあるようです!
SEEK OUTSIDE
世界一なった冒険家が設立したアメリカのメーカーです。
シンプルな作りですが奥行き229mm~356mmとサイズのバリエーションがあります。
空気調節窓:有り
ダンパー:有り(回すタイプ)
煙突:巻き煙突
スパークアレスター:有り(ダンパー下に固定)
重量:425g(Cub U-Turn Ultralight本体)
↓こちらも個人輸入必須状態だったのは過去の話。amazonに在庫が入るようになりました!
LiteOutdoors
カナダ−アメリカでチタニウムのパイプストーブやストーブが使える軽量テントを制作販売しているメーカーです。
チタンホイルやダンパー等パーツ類も販売しています。
奥行き約304mmと457mmの2タイプがあります。
またオプションのバッフルをつけるとストーブ内で燃焼ガスを迂回させ
加熱し二次燃焼させる事で効率的に熱を取り出す事ができるようです。
購入しましたが煙突は刺さっているだけで
煙突を固定しないと倒れてしまうので注意しましょう。
余談ですが私はこのメーカーのテントを愛用しています!
空気調節窓:有り
ダンパー:有り(回すタイプ)
煙突:巻き煙突
スパークアレスター:有り(別売り)
重量:約1077g(12インチタイプ、本体煙突含む)
3F UL GEAR
中国で軽量テントやタープ等を展開しているメーカーです。
私が折りたたみ薪ストーブを知ったのはこのメーカーで出している動画を見たのが最初だと思います。
薄いナイロンテントに組み立て式のストーブで過ごしているのをみて衝撃を受けた記憶があります。
外寸370mmなので36cm薪が普通に入る程度で使いやすそうです。
サイドがガラスになっているモデルとそうでないバリエーションが存在しています。
煙突の長さは2.5と3mのバリエーションがあります
空気調節窓:有り
ダンパー:有り(回すタイプ)
煙突:巻き煙突
スパークアレスター:有り(煙突内ダンパー一体型)
重量:3380g(本体か総合か不明)
KIFARU
狩猟をメインに据えた商品開発を行っている北米メーカ-のようです。
チタン&ステンレスで円筒形のSMITHシリンダーストーブとステンレス製のボックスストーブを展開しています。
奥行300~610mmの各サイズがあります。
SMITHシリンダーストーブ
写真だと針金で固定してますが分解しませんかね…その分かなり軽いです。
空気調節窓:有り(簡易的で全閉不可?)
ダンパー:無し
煙突:巻き煙突(1220~2130mm)
スパークアレスター:おそらく有り(差し込み式。内容に記載見当たらず写真から推測)
重量:約634~844g(本体+煙突)
ボックスストーブ
空気調節窓:有り(左右独立)
ダンパー:おそらく有り(差し込み式。内容に記載見当たらず写真から推測)
煙突:巻き煙突(2640~4115mm)
スパークアレスター:おそらく有り(差し込み式。内容に記載見当たらず写真から。)
重量:約2380~4730g
BACKCOUNTRY
韓国発のアウトドアメーカーです。
ステンレスモデルとチタンモデルがあります。
チタンモデルはステンレスの倍程度の価格になります。
奥行き外寸260mmで小型です。
薪作りが大変なので簡単に手で割れる成形薪等を使うのが便利そうです。
煙突が入れ子形式になって先が細いのが特徴ですね。
ダンパーが無いので火力調整に少しコツがいりそうです。
スパークアレスターが無いので別途火の粉対策が必要です。
空気調節窓:有り
ダンパー:無し
煙突:入れ子収納煙突(4パーツ2m程度)
スパークアレスター:無し
2150g(ステンレスモデル)
DANCHEL OUTDOOR
ノルディスクアスガルドっぽいテントを発売しているメーカーです。(おそらく中国)
さしずめLuxeっぽい薪ストーブといえばいいでしょうか。
奥行き350mmなので36cm薪が入るか入らないかという所です。
ダンパーとスパークアレスター一体型の構造です。
空気調節窓:有り
ダンパー:有り(差し込み式)
煙突:巻き煙突(2.5m)
スパークアレスター:有り
重量:2460g(本体か総合か不明)
Thous Winds
aliexpressで薪ストーブと検索すると出てきます。
中国なのでしょう。
ダンパーとスパークアレスターが一体型になっていてこちらも斬新。
というか煙突と本体を固定するパーツが見当たらないですが
大丈夫なのでしょうか…
奥行き375mmなので大体の薪は入れられそうですね。
空気調整窓:有り
ダンパー:有り(煙突差し込み式。スパークアレスターと一体)
煙突:巻き煙突
スパークアレスター:有り(煙突差し込み式。ダンパーと一体)
重量:1400g(本体)
↓amazonでも取り扱うようになってきたようです。
BABY HALO
ちょっとメーカーなのか怪しいです。中国だと思います。
aliでよく見る画像が使われていますし、画像ではtamingというメーカーになっています(;^ω^)
amazon販売ですが中国発送でそれなりに待つようです。
奥行き外寸350mmなので薪を小さく処理する必要がありそうです。
煙突は2m,2.5m,3mのバリエーションがあります。
スパークアレスターが無いので火の粉や煙突の固定対策が必要ですね。
空気調節窓:有り
ダンパー:有り(回すタイプ)
煙突:巻き煙突
スパークアレスター:無し
重量:1620g
liutao
怪しいものその2です。上記のものモデルと同等品かと思います。
aliで買えるサイドガラスオプション等を選択可能のようです。
空気調節窓:有り
ダンパー:有り(回すタイプ)
煙突:巻き煙突
スパークアレスター:無し
重量:1620g
iBasingo
怪しいものその3。中国のメーカーのようです。
特徴は焚火の箱っぽく本体の後ろから煙突が出ている事でしょうか。
この形だと天板の面積を広く使えますね。
奥行き外寸370mmなので36cm薪が運用できるでしょう。
ダンパーが無いので火力調節がちょっと大変そうです。
スパークアレスターも無いので火の粉対策は別途用意する必要があります。
安全面で薪ストーブ上級者向けかと思います。
空気調節窓:有り
ダンパー:無し
煙突:巻き煙突
スパークアレスター:無し
重量1900g
TitaniumGoat(rutalocura)※販売無し
チタニウムのパイプストーブとVortexという箱型のストーブを作っていたメーカーのようです。
新サイトのrutalocuraではチタニウムのトレッキングポール等を販売しているようです。
ホームページの跡地は見られますが、購入できる場所がありましたら情報募集しています。
以上になります。
見つけたり教えて頂いたら随時追加していこうと思います。
余談・燃料について
小型ストーブで奥行きの無いものは薪を小型化する必要があります。
快速旅団様推奨燃料のオビノマキは手で軽く折って使える集成薪で使い勝手が良かったのですが
どうやら終売になってしまったようです😭(私も愛用してました)
現在はログスハイブリックスという燃料がオススメです!
最後に…火の扱いについて
薪ストーブは火を扱うため完全に安全という事は絶対にありません。
しかし対策をすればリスクを減らす事は出来ます。
風が強くないか?ストーブまたは煙突はペグで固定したか?
地面からの高さは十分か?下に草等燃えやすいものは無いか?
薪を燃やしすぎていないか?(ストーブ天板温度は200~300℃で運用が望ましいとされる)
火を消す準備はあるか?炭や灰を持ち帰る準備はあるか?↓使用道具達です。
一酸化炭素対策は?
等々…
気を付けながらご安全に!